OSに非依存のZeroConf標準ネットワークプロトコル
WiSe-Zeroconf
ネットワークデバイスがより小さくなり、ポータルになり、そしてより多くのアドホックようになったため、従来のDNSサーバがない場合にはDNSリソース記録のデータタイプを探し、自動的にIPアドレスを割り当てる能力が不可欠になってきています。
Wise-Zeroconfはこれに応じて、自動的にInternet Protocol (IP) ネットワークを作成する技法のひとつで、WiFi開発の専門メーカーSilex社が提供する「WiSe-Zeroconf」製品です。 Wise-Zeroconfは、アップル社のBonjour(aka Rendezvous)をベースにしたOS非依存のZeroConf標準スタックで、ネットワーク機器やサービス・ディスカバリー、IP設定を簡単にしてくれる組み込み用の開発キットです。さらに、Wise-ZeroconfはLinux、ThreadX、FreeRTOSなどでテスト検証済みですが、OSレスでの実装も可能なので、メモリーフットプリントが小さい機器にも十分対応しています。
ZeroConf標準ネットワークプロトコル WiSe-Zeroconf 機能
Zeroconfの標準
- ネットワークデバイスを設定するときには、管理や構成する必要がない(ユーザーフレンドリー)
- インフラストラクチャーがない場合にもネットワークデバイスを動作できる
- インフラストラクチャーの障害による影響を軽減
Zeroconf IETFに制定された重要なプロトコル標準
- IP v4リンク―ローカルアドレスのダイナミック設定
1. 169.254/16 サブネットでの IPv4 リンクローカルアドレスのダイナミックな割り当て
2. ローカルリンクに独特の IPv4 アドレス
3. 他のIP アドレスが使用できない場合にのみこのIPv4 アドレスを使用
4. ローカルリンク限定の通信
5. DHCP サーバーが使用できない場合のadhoc ネットワークに最適
6. Microsoft Windows や Apple Mac での同様の機能に互換:標準のDNS に互換
- マルチキャストDNS
1. 標準 DNS と互換
2. DNS サーバーがダウンした場合のネットワーク機器への影響が少ない
3. Get/Set 動作モード(Ad-Hoc またはインフラストラクチャ)
- ADNSベースのサービス・ディスカバリー
1. 標準 DNS プロトコルを使用
2. 中央で集約するサーバーは不要
3. adhoc ネットワークに最適
ZeroConf標準ネットワークプロトコル WiSe-Zeroconf 実装特徴
- IETF Zeroconfワーキンググループが制定する規格に準拠
- OS 非依存
- 各種の組み込みOS・プラットフォームへの移植性の良さ
- メモリーとCPUの資源に関する最適な要求
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