新型コロナウイルスの感染拡大に対して、さまざまな企業や組織によるオープン化の試みが出てきており、ソフトウェア開発においても、オープンソースソフトウェア(OSS)を用いた開発は当たり前になりつつあります。一方で、OSSを利用する企業において、行政やコミュニティの動向、法的知識やOSSのライセンス管理などコンプライアンスの観点、またサイバーセキュリティや脆弱性の管理など、多くの課題も見えてきてます。
2020年春に開催予定だったOSSセミナーをオンラインにて開催します。
弁護士の大堀健太郎氏よる法的基礎知識の講演を始め、OSSの認証・セキュリティ技術や脆弱性への対応、OSSの正しいライセンス管理の仕方など、OSSを使っていく上での各企業で持つ様々な疑問や不安を一つでも解決し、納得解が得られるようなセミナーをご用意しました。
全ての講演において、講師とのトークセクションを用意し、オンラインならではのQA対応も充実させています。OSSを利用する上でのモチベーションアップを後押しし、安心してご利用いただくために必要な情報をお伝えするセミナーになっています。
是非皆様のご参加をお待ちしております。
開催日時 |
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開催場所 | 本セミナーはZOOMを使用したオンラインセミナーです。 | |
参加方法 | 参加無料!! 各セミナー「お申し込み」ボタンよりお申込みください。 |
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こんな人に おススメ |
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セクション1 【法律事務所LAB-01(ラボワン) 弁護士弁理士 大堀健太郎 氏】
OSS 活用のために知っておきたいライセンスの基礎知識
OSS は、様々な分野で活用され、その活用の場面は広がりを見せています。OSS の活用場面で生じる法的な疑問・不安などについては様々ですが、同種のご質問・ご相談をいただくことも多々あります。本セッションでは、より OSS を活用してゆくために知っておきたい法的な基礎知識について、ライセンスに関するものを中心として、過去お受けした相談や過去の海外係争事例などをふまえてコンパクトにお話します。
セクション2 【司会:株式会社グレープシステム 鈴木勲 氏】
大堀弁護士参加のトークセッション
トークセッションでは、大堀弁護士と講演内容を深く掘り下げていくとともに、講演中にいただいた疑問・質問に対して、オープンソースソフトウェアに深い見識を持つ講師がお答えします。
セクション1 【サイバートラスト株式会社 OSS・IoT事業部 IoT技術本部 鈴木保是 氏】
セキュリティ観点から見える OSS の魅力
高まる IoT セキュリティのニーズに OSS で応える
IoT 機器の開発において、企画構想の段階からサイバーセキュリティを考慮することが一般的になりつつあります。OSS がとても魅力的であり、実際に利用が広がっているのは確かでしょう。ではセキュリティを考慮する必要がある場合はどうでしょうか?
本セミナーでは OSS を利用する観点からのセキュリティ関連情報を紹介します。OSS の代表である組込 Linux の豊富な機能により普及が進んでいる現状と、脆弱性への対応についてまとめます。また、arm TrustZone を用いて組込 Linux を拡張する OSS である OP-TEE を取り上げ、TrustZone の機能概要と OP-TEE の機能・使い方・メンテナンス体制などを紹介します。
本セミナーを通じて、IoT 機器におけるセキュリティの強化・維持・管理の観点から OSS の利用が検討に値する有効な手段であることを示します。
セクション2 【司会:株式会社グレープシステム 鈴木勲 氏】
サイバートラスト鈴木氏参加のトークセッション
トークセッションでは、サイバートラスト鈴木氏と講演内容を深く掘り下げていくとともに、講演中にいただいた疑問・質問に対して、オープンソースソフトウェアに深い見識を持つ講師がお答えします。
セクション1 【パナソニック株式会社 加藤 慎介 氏】
OSSコンプライアンスにおける企業間の連携活動~ OpenChain Project ~
OSSコンプライアンスに関する企業間での連携活動が活発になっています。そのなかでThe Linux Foundation傘下のプロジェクトであるOpenChain Projectは、OSSコンプライアンスに関する仕様やその適合、またカリキュラム作成などを通して、サプライチェーン全体の信頼構築を推進しています。今回はOpenChain Projectの概要、日本企業での連携活動、そこで集まった各社のケーススタディなどを紹介します。
セクション2 【オプティネット株式会社 金 承顕 氏】
OSSを有効活用するためのヒントとマネジメント手法
デジタルトランスフォーメーションに欠かせない優れたソフトウェアのほとんどにオープンソースソフトウェア(OSS)が含まれています。更に自社開発する際にもOSSを活用することでスピードアップや柔軟性、革新性を享受することになります。それでは企業・団体としてどのようにOSSを管理すればよいでしょうか。OSSを積極利用するメリットだけでなく、デメリットは何でしょうか?この講演ではOSSの最新状況、効率的にOSSを管理する方法を紹介します。
セクション3 【司会:株式会社グレープシステム 鈴木勲 氏】
加藤氏、金氏参加のトークセッション
トークセッションでは、パナソニック加藤氏とオプティネット金氏の講演内容を深く掘り下げていくとともに、講演中にいただいた疑問・質問に対して、オープンソースソフトウェアに深い見識を持つ講師がお答えします。
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