「RaCOTA+(ラコタプラス)」はグレープシステム社、ルネサスエレクトロニクス社、ユビキタスAI社、テセラ・テクノロジー社の4社のコラボレーションにより開発された評価/開発/量産で使用できるオールラウンドIoTプラットフォームです。
IoTを導入するには、マイコンやOS、接続するセンサなどエッジ環境の選定から、どこにデータを集めるのか︖などクラウド環境の選定、また証明書なども含めたセキュリティやOTAの実現など様々な課題があります。
既存装置にRaCOTA+を接続することでWi-Fi、LTEなどネットワーク経由で簡単にクラウドにアクセスすることができます。また汎用I/F(Pmod)にて様々なセンサやBLEモジュール等を接続することができ、データはクラウドサービスで見える化、分析、またOTAでF/Wの更新も可能です。
RaCOTA+には予めIoTでの通信に必要な基本ソフトウェア(リアルタイムOS、ネットワークスタック、セキュリティ等)が用意されています。
コンパクトなH/W 設計ボードサイズは (70mm×40mm)と非常にコンパクトです。
また、PoCから量産で使用することが可能です。
ルネサスRAは暗号エンジンとArm TrustZoneテクノロジによりIoT機器の強固なセキュリティを実現します。
通信方法の選択Wi-Fi、LTE、LANなど用途に応じて様々な通信方法の選択が可能です。
各種センサの接続温湿度、CO2センサなど各種センサとの接続は「Pmod Type2/3」にて対応。
※Pmodは、Digilent社が策定したインターフェイス規格。
※別途ドライバ開発が必要な場合があります。
クラウドはAzure、AWSどちらも接続可能です。クラウドが用意するサービスにて状態監視、閾値の設定、アラート通知、OTAを利用したファームウェアの更新も可能です。
クラウド | OS/ミドルウエア |
---|---|
Microsoft Azure | AzureRTOS(Microsoft) |
Amazon AWS | Ubiquitous RTOS IoT Enabler(ユビキタスAI) |
項目 | 使用 |
---|---|
CPU | ルネサスRA6M5 Arm® Cortex®-M33 |
内部メモリ |
ROM 2MB/RAMM 512KB |
外部メモリ | QSPI(16MB) |
外部インターフェイス | LTE or Wi-Fi / 6ピンDIP コネクタ / ベースボードにて機能拡張可能 |
電源 | AC アダプター/USB 給電 |
基板サイズ | 70mm x 40mm |
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。
※ 本サイトに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。