オープンソースRTOS Eclipse ThreadX ページへ
ThreadXは、米国Express Logic社が設計、開発した組み込み向けリアルタイムOSです。ThreadXはフットプリントが小さく(最小2KB)、リアルタイム性が高いので組み込みアプリケーション開発のRTOSとして最適です。高度なスケジューリング、データ通信、同期処理、タイマ処理、メモリ管理、割り込み管理機能等豊富なシステムサービスをサポートしています。2018年時点で、コンシューマデバイス、医療電子、及び工業用制御機器など幅広い分野に採用され、導入実績は62億台を超えています。
ARM | ARM7、ARM9、ARM11、 Cortex-M、Cortex-R、Cortex-A、 Cortex-Axx 64-bit、 TrustZone ARMv8-M |
AndesCore | RISC-V |
Analog Devices | Blackfin BF5xx、BF6xx、BF7xx、 SHARC、CM4xx |
Ambiqmicro | Apollo MCUs |
Cadence | Xtensa、Diamond |
CEVA | TeakLite-III |
Cypress | PSoC、PSoC 4、PSoC 5、PSoC 6、 FM0+、FM3、FM4、 WICED WiFi |
EnSilica | eSi-RISC |
Infineon | XMC1000、XMC4000、TriCore |
Intel & Intel FPGA | ARM (Cyclone SOC、Arria 10 SOC)、NIOSII、x86PM |
Microchip | ARM (SAM)、AVR32、PIC24、PIC32 |
Microsemi | RISC-V |
NXP | ARM(LPC, i.MX、Kinetis) 68K、ColdFire, PowerPC |
Renesas | ARM (Synergy、RZ)、H8/300H、RX、SH、V850 |
Silicon Labs | EFM32 |
ST | STM32 |
Synopsys | ARC 600、700 ARC EM、ARC HS |
Texas Instruments | ARM (Tiva-C、Sitara、OMAP)、C5xx、C6xx |
Wave Computing | MIPS32 4Kx、24Kx、34Kx、1004K、 microAptiv、interAptiv、proAptiv、M-Class |
Xilinx | ARM (Zynq、Zynq UltraScale)、MicroBlaze、PowerPC |
IAR Embedded Workbench |
GNU (GCC) |
Green Hills MULTI |
Wind River Workbench |
Imagination Codescape |
Renesas e2studio |
Metaware SeeCode |
NXP CodeWarrior |
Lauterbach TRACE32 |
TI Code-Composer Studio |
Analog devices CrossCore |
「ThreadX-μITRON」は、グレープシステムが独自開発したThreadX対応のμITRON4.0仕様のWrapperです。μITRON4.0仕様スタンダード・プロファイル機能以外にも、ミューテックス/メッセージバッファ/ランデブも標準でサポートしているので、多彩なアプリケーション開発の要求にも対応可能です。
ThreadXモジュールは、ThreadXカーネルにリンクされているアプリケーションスレッド以外のアプリケーションスレッドを動的にロードして実行することができます。フットプリントの増加や追加メモリのコストを必要とせずに、アプリケーションの機能を向上させることが可能です。ThreadXモジュールは、アプリケーションのコードサイズが使用可能なメモリ容量を圧迫する状況、製品のリリース後に新しいモジュールを追加する必要がある場合、または部分的なファームウェアの更新が必要な場合に効果的なソフトウェアです。
ThreadXモジュールは、ThreadXカーネルとリンクせずに必要に応じてターゲットメモリにロードします。このモジュールは、ThreadXカーネル内のモジュールマネージャーとのインターフェースを介して、全てのThreadX APIサービスの使用が可能です。本オプションを使用して同時にロードできるモジュールの数に制限はなく、1つのモジュール内のスレッド数の制限もありません。このオプションは、空きメモリを上回るアプリケーションコードを使用する際に役立ちます。